SITTEサービス終了 — 代替デジタル名刺サービス5選【2026年版】

BREST株式会社が提供するデジタル名刺サービス「SITTE(シッテ)」が、2025年1月末に新規登録を終了し、2026年末〜2027年初頭にサービス自体を完全終了する。

SITTEユーザーにとって、今のうちに移行先を確保しておくことは急務だ。本記事では、代替サービス5つを機能・価格・デザイン性で比較し、あなたに最適な乗り換え先を提案する。


SITTEとは何だったのか

SITTEは2021年にリリースされたクラウド型デジタル名刺サービスだ。「わたしを、あなたを、シッテつながる」をコンセプトに、テンプレートを選ぶだけで自己紹介ページを作れる手軽さが特徴だった。

SITTEの主な機能:

手軽で敷居の低いサービスだったが、デザインのカスタマイズ性やアクセス解析には限界があった。サービス終了に伴い、既存ユーザーはデータの控え・QRコードの差し替えなど、早めの準備が必要になる。


代替サービス5選 — 比較早見表

サービス タイプ 月額 物理カード 日本語
CARD:NOIR SaaS + NFC 無料〜¥980 ¥3,980〜 ネイティブ
プレーリーカード NFC買い切り ¥0 ¥3,480〜 ネイティブ
Blinq SaaS 無料〜$5.89 別売り 翻訳レベル
V1CE NFC買い切り ¥0 $36〜$140 英語のみ
Popl SaaS + NFC 無料〜$7.99 $14.99〜 英語のみ

以下、各サービスを詳しく見ていこう。


1. CARD:NOIR — 「名刺を、作品にする。」

TomorrowProof Inc.が開発中のAI搭載デジタル名刺SaaS。既存サービスにない**「ハイエンドなデザイン体験」と「AI自動生成」**の両立を目指す。

強み:

料金:

向いている人: デザインにこだわるクリエイター・経営者。AIで手間なく高品質な名刺を作りたい人。

注意点: 現在Waitlist受付中(β版100名限定)。即日利用は不可。


2. プレーリーカード — 月額ゼロの買い切りモデル

日本発のNFCデジタル名刺。カードを一度購入すれば月額費用なしで永続利用できるのが最大の強み。

強み:

料金:

向いている人: 月額課金を避けたい人。SITTEと同じ手軽さを求めている人。

注意点: アクセス解析なし。デザインはテンプレート範囲内。CRM連携非対応。


3. Blinq — 機能最強のグローバルスタンダード

オーストラリア発のデジタル名刺SaaS。CRM連携やAIコンタクトエンリッチメントなど、ビジネス向け機能が最も充実している。

強み:

料金:

向いている人: CRM連携を重視する営業チーム。グローバルに活動するビジネスパーソン。

注意点: 日本語UIは翻訳レベル。デザインはビジネスライクで個性を出しにくい。国内サポート体制は限定的。


4. V1CE — 物理カードの高級感

イギリス発のNFCデジタル名刺ブランド。Google、BMW、Adobeなど50万人以上のプロフェッショナルが利用。物理カードの素材・質感へのこだわりが強い。

強み:

料金:

向いている人: 物理カードの質感・高級感を重視する人。海外クライアントが多い経営者。

注意点: 英語のみ、日本語サポートなし。サブスクリプションの値上げ報告あり。


5. Popl — カジュアルなエントリーモデル

アメリカ発のデジタル名刺プラットフォーム。個人のカジュアル利用からイベントのリードキャプチャまで対応する柔軟な設計。

強み:

料金:

向いている人: 低コストで試したい人。イベント出展が多くリードキャプチャが必要な人。

注意点: 英語のみ。無料プランの機能制限がやや厳しい。


乗り換え時に見落としがちな5つのポイント

1. データのエクスポート

SITTEのプロフィール情報は自動エクスポート機能がない。サービス終了前に名前・肩書・リンク等を手動で控えておくこと。スクリーンショットとテキストコピーの両方で保存しておくのが安全だ。

2. QRコード・URLの差し替え

SITTEで発行したQRコードやURLはサービス終了後にアクセス不能になる。名刺や資料に印刷している場合は、新しいURLへの差し替えスケジュールを早めに立てておこう。

3. 「買い切り」vs「月額」の判断

プレーリーカードやV1CEの買い切りモデルは初期費用のみで済むが、ソフトウェアの進化は限定的。CARD:NOIRやBlinqのSaaS型は月額が発生するが、AI・解析・CRM連携など機能が継続的に進化する。利用目的に合わせて選択しよう。

4. デザインの自由度

SITTEはテンプレートベースで手軽だったが、差別化は難しかった。移行を機にデザイン品質を上げたいなら、CSSカスタムやエフェクト機能を持つサービスを選ぶ価値がある。特にクリエイター・経営者は名刺のビジュアルが第一印象に直結する。

5. 日本語対応の深さ

Blinq / V1CE / Poplは英語UIが基本。日本語プロフィールは入力可能だが、設定画面やサポートは英語になる。日本語ネイティブ設計を求めるなら、CARD:NOIRかプレーリーカードが現実的な選択肢だ。


まとめ — あなたに最適な乗り換え先

SITTEのサービス終了は、デジタル名刺を見直す良い機会でもある。目的別に整理すると:

SITTEの完全終了を待つのではなく、今のうちに移行先を決めてデータを移しておくのが賢明だ。特にQRコードを名刺に印刷している人は、差し替えのリードタイムを考慮して早めに動いてほしい。


CARD:NOIR Waitlist登録はこちら → tomorrowproof-ai.com/card